ISO9001認証

ISO9001認証とは

ISO(International Organization for Standardization)とは、国際標準化機構のことを指します。そこで定められている一連の規格に、ISO9001(品質マネジメントシステム)とISO14001(環境マネジメントシステム)があります。これらのうち、坂下病院が取得したISO9001は、もともとは製造業における製品の品質管理のために誕生した国際規格でしたが、「製品=提供するサービス」と置き換えることもできるため、近年ではサービス業である銀行・病院・ホテルなどでも取得への取り組みが進められているものです。

当院がこの規格の取得を目指したのは、病院業務の標準化を行い医療の安全性の追求や医療の質の向上を図るためです。では、なぜISO9001の認証を取得することがそれらに繋がるのでしょうか。

ISO9001=品質マネジメントシステムというだけあって、この規格は、院内のそれぞれの部署で提供しているサービスの品質を管理するものです。そのために、各部署では品質マニュアルというものを作成します。このマニュアルを業務上の様々なケースにおける判断基準とすることで、職員は業務に対する認識の誤りを無くし、より高い水準でサービスを提供できるようになります。また、各部署では品質目標という目標を作成し、その目標に対して計画(Plan)・実行(Do)・確認(Check)・見直し(Act)というサイクルを繰り返すことで、提供サービスの品質を常に最良の状態に保つ試みがなされます。

また、ISOは、いったん取得したらそれで終わりというわけではありません。坂下病院の品質マニュアルに基づいた品質マネジメントシステムの運用は、断続的に維持・改善していくことが求められます。1年に一度、審査登録機関によるサーベイランス(定期審査)が行われ、取得から3年後には更新審査を受けることになっていますが、これらの審査の結果如何によっては認証を取り消されることもあります。そのため、審査・内部監査で問題(不適合)とされた事柄に対しては、速やかに是正措置が取られます。これまで改善が先送りにされてきたような問題も、これからはそういうわけにはいきません。

ISOの基本理念は顧客重視であり、病院における顧客とは患者のみなさんです。

 当院は、患者さんの満足度向上のためには上記のような厳格な規定を持つISO9001の認証を取得し、坂下病院独自の品質マネジメントシステムを継続的に運用していくことこそが重要であると考えました。今後も職員ひとりひとりが患者さんの訴えを敏感に察知し、より快適に受診していただけるような病院づくりに努めて参ります。

 

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